早期に治療を開始した場合、永久歯を抜いて治療するケースは、ほとんどありません。
小児の早期矯正治療は、歯列不正の原因除去と正しい発育促進が目的で、
永久歯列期に行うワイヤー(ブラケット)矯正とは、根本的に異なります。
お子さまの歯並びが気になる方は、早めにご相談ください。
あごに負担がかかるので
顎関節症になりやすい
よく噛めず丸呑みするので
肥満につながる
よく噛まないので
あごの成長不足につながる
きちんと歯磨きできず
虫歯や歯周病の原因に
発音や滑舌が悪くなり
人前で話したがらない
見た目のコンプレックスを
抱えて消極的な性格に
乳歯の時点で歯の隙間がない
下の歯が上の歯よりも前に出ている(受け口)
乳歯が生え変わる時期になっても歯の隙間がない
常に口が開いている(開咬)
あごの形または歯の並びがVの字
上あごの前歯が突出している(出っ歯)
両親とも歯並びが悪い、矯正の経験がある
左右のあごがずれているように見える
4歳以上になっても指しゃぶりをしている
顔がゆがんでいる、もしくは左右非対称
お子さまの矯正治療は早期に開始することがカギになります。
保護者の方の毎日の仕上げ磨きで
虫歯予防とともにお口のチェックを欠かさないようにしましょう。
子供は幼稚園の年中さんです。まだ乳歯が抜ける気配はありませんが、
少し歯並びが気になります。この年齢で矯正を始めるのは早いのでしょうか?
3~6歳ぐらいのお子さまの場合、いろどり歯科・こども歯科室では本格的な矯正は行わず経過観察に留めています。
ただし、受け口は早めに治療した方がよい場合があります。あごの形が決まってくる3歳頃になっても受け口が治らない場合は、ムーシールドという矯正装置を使って早期治療を行いますので、早めにご相談ください。
矯正を始めるのは、乳歯が全部抜けて永久歯がすべて生えそろってからのほうがいい
と聞いたことがあるのですが、それは本当でしょうか?
永久歯が生えそろってからよりも、あごの骨が柔らかくコントロールしやすい生え変わりの時期に始めるのをおすすめします。
歯も動きやすくあごも広がりやすいため、痛みの軽減などお子さまの負担が少なくてすみます。
また、その他にも早期小児矯正には以下のようなメリットがあります。